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  1. 私について

    高校の時から理系の道に進んできましたが、大学に入ってからは世界史に興味を持ち、現在は独学で古代ギリシア・ローマのことを勉強しています。
    また、外国語を学ぶことが好きで、ドイツ語とトルコ語に挑戦中です。
    他にも、映画・音楽鑑賞、刺繍、編み物、スキューバダイビング、クラシックバレエ、旅行、ラジオが好きです。

    最新記事:19/11/20
  2. 進路に迷っている生徒様へ

    進路に迷っている生徒様には、偏差値以外の観点から、どんな進路があるのかを沢山お話しながら提示していきます。
    大学では、高校までには存在しなかった学問が沢山あります。
    それなのに、高校生の時点でやりたいことをはっきりさせるのはとても大変なことです。
    しかし、大学選びでどれだけ充実した大学生活が送れるかは大きく変わると感じているので、現役の目線から進路選択のお手伝いができたらと思っています。

    最新記事:19/11/20
  3. 家庭教師と生徒父兄との契約書の雛形は、ありますか?

    マッチングTeacherサイトに標題の契約書雛形は、用意されていますか?

    最新記事:19/11/17
  4. カウンセリングタイム挿入で予復習大幅up


    こんにちは。
    subjectが科目という意味なのは多くの人がご存知です。
    subは「下に」、jectは「投げる」ですね。
    retrojectだと後ろに投げる、projectは前に投げる、投影する、ですね。
    ちなみに、主語がサブジェクトなのは、神様や相手に対する「我」「私め」です(英語でも中国語でも私を表す単語は謙譲表現が多いです)。

    さて、subjectが科目なのは、あくまでもメインの下にあるサブだからです。あくまでもメインではなく、下位、サブに過ぎません。

    問題は、そのサブの科目であるサブジェクトが、家庭教師でも塾、予備校でも、メインの座に君臨していることです。だから、そもそもメインができていない生徒の場合、いくらサブを指導しても、予習も復習もしません。

    本来のメインは、英語や数学の偏差値や点数ではなく、勉強の目的やモチベーション、計画と実行、そして生徒さんの全人的なケアにあります。

    あくまでも担任があって、科目の先生がいるイメージですね。

    だから本来は、そのメインの業務、それを一応ここではカウンセリングと呼びますが、それを正規のものとして入れることで、生徒のモチベーションは遥かに上がります。

    毎回、本当は科目の勉強の時間と同じ時間、少なくとも30分、うまければ20分です。これは、教育者たる家庭教師では、ウェルカムでしょう。ただ、保護者さんには、「そんな勉強そのものではないような話に、お金なんて払えません」というケースが意外に、というか非常に多いわけですね。

    そういう場合に、どうしても勉強そのものの効率が上がらなかったり、予習や復習を怠けることが頻繁に起こります。その場合、どうするか、、、

    最初の最初に、ご家庭と話し合って、その時間がいかに大事かをお話しし、正規の指導内容に組み込んでもらうのが良いでしょう。あとからだと、ご家庭は、ただの無料サービスと思うものです。

    きちんとカウンセリングが挿入できれば、約束に反して予習や復習を怠けるということは、事故や体調以外、皆無にまでなくなります。

    ご参考に。

    最新記事:19/10/29
  5. 理想の教師&医者モデルと保護者さんとの関係

    ●「傷ついた癒し手が、生徒や他人を癒し成長させることができる」という考え

    少し難しい話というか、面白くない人には面白くないかもしれません。
    キーワードは、wounded healer です。「傷ついた癒し手」と訳されます。ヨーロッパでは有名な言葉ですね。アメリカでもインテリさんは結構使います。

    そしてこれが、教育や医療の最近のキーワードになっています。

    ●昔は優れた教育者や医者は、傷ついた癒し手だった

    エスクラピウスという神様をご存知でしょうか?この神様はギリシャの、癒しの神様です。そして、昔の(ギリシャの)医者は、このエスクラピウスに仕える、祭祀でした。彼らが考えていたのは、「患者を治すことができるのは治療の神だけであり、医者にできるのは、患者の側に、治療の神様が現れやすい状態にしてあげることだけだ、助力することだけだ」と言うことでした。つまり、自分が治してあげるなどと言うことではなく、患者が治るお手伝いをすると言う考え方でした。

    そしてあの有名なソクラテスや、超一流のギリシアの哲学者たちも、そのように信じていました。つまり、完全無欠な自分が生徒に何かを教えてあげるのではなく、生徒が真理を追求しようと言う気持ちになるように、生徒の中にもともとある、成長したい、物事を知りたいと言う気持ちを「活性化させる」手法を採用しました。採用したどころか、心の底からそう信じていました。

    このときのポイントは、少し難しいです。医者の中には患者の部分があると想定されます。そして患者の中にも医者と同じ部分があると想定されます。これは不思議ではありません。医者も怪我や病気の痛みはわかるし、患者も、患者も、自己治癒力を持っているので、体そのものが医者の機能を備えています。

    そして教師ももともとは生徒でしたし、生徒の中にも、成長したい、学びたいと言う部分があります。この時、医者は自分の中で傷ついた部分を患者に見せるわけです。つまりある意味で患者として振る舞うわけです。そうすることでそれに対応して、患者の中の医者の部分が活性化され、患者があたかも医者であるかのように、傷ついた部分を直そうとします。それと同じように、教師も自らが生徒のように不思議に思い、振る舞うことで、生徒の中の教師の部分を活性化させ、一時的に教師と生徒があたかも入れ替わったかのような現象が起こります。これは、深いレベルでの教育や治療に携わったことがある人であれば経験があると思いますし、脳科学的にも事実ですし、非常に多く世界中で報告されています。こうれを、ー傷ついた癒し手ー、と呼ぶわけです。深い共感が生まれ、お互いのそれまで眠っていた部分が活性化され、患者の身体は直そうとし、生徒の心は学ぼうとするわけです。これは治療の、そして教育の本質中の本質です。

    ●最近の「医者ー患者」「教師ー生徒」モデルの限界

    ところが近代になり、教師は生徒にものを教えてやっているとか、医者は患者に対して病気を治してあげているといった、完全無欠な者と無知な者との対比が出来上がりました。これは部分的にはうまくいきます。例えば医療であれば、急性の感染症や、外科手術を必要とするような怪我、といった軍事医学や西洋医学が得意とする分野においては効果をあげました。また教育においても、偏差値を3上げるとか、寮生活などの極端なスパルタ教育、資格試験の追い込み勉強とか、センター試験の最後の確認においては強力な効果を発揮します。

    ところがそうでない部分については、どうにもうまくいかないことが判明しています。生活習慣病や、心が関係している病や、身体全体が連関している種類の疾患については、完全無欠な治療者と、だめな患者と言うモデルでは、どうしてもうまくいきません。メイヨークリニックやボストン総合病院のようなアメリカを代表する医療機関でも、うまくいかないものはうまくいきません(そういうところだからこそ患者さんを下に見てしまって、効果が上がらない面があります)。

    教育においても同様です。そもそもお子さん本人が勉強しようと思っていないとか、怠け癖があるとか、勉強しようとするとため息が漏れてしまうといったケースは、そもそもの方法論が完全に間違っているので、完全無欠な癒し手のモデルは使えません。

    ところが教師には、偏差値70で、学費を払って日本の大学に何とか受かった程度でも、賢い自分が賢くない人に教えてあげていると勘違いしている教師も多く、そのため生徒との間にラポール(英語読みをするかフランス語を読みをするかですが、ラポートとも言います、raport)が構築されません。医療は半分は身体活動ですが、学びの行為はほとんどが精神活動なので、医療以上に教育においては、このようなモデルでは結果が出ません。その結果、偏差値 35をとってしまう生徒が、全く偏差値が上がらないといった事態が生じてしまいます(本当は偏差値35は1番伸びやすいはずです!)。

    こうした際には、教師が、成績がそこそこ高く、いわゆる一流大学に通っている事は、むしろマイナスになりかねません。そこに保護者さんが加担してしまう場合もあり、一緒になって生徒を責めても、変わる事はありません。

    生徒の心理というか青少年の心理として、基本的に大人は一体として見られます。ですから、例えば家庭教師の後に家庭教師の先生が保護者さんに毎回15分報告すると、生徒からすると、それだけで、「あの人たちはつながっているから、うかうか何も言えないな」と思われてしまうわけです。もちろんそういう時にも、力ずくで毎週2時間3時間勉強させると言うやり方はあるのですが、これは例えるに、タバコとお酒を止められずに満身創痍の患者さんに、家族と医者が一緒になって説教しても、何も変わらないのと同じ状況です。

    こういう時に取られる方法の1つは、生徒の中に存在する教師の部分を活性化させる前に、教師の中に存在している生徒の部分を活性化させることです。そうすることで転移、逆転移、投影的同一化が行われ、同じ要素が生徒さんに移ります。(2人きりの、信頼関係が存在している場であると言うのが前提ですが)

    外国でも取られる方法ですが、こういうときには、完璧な予習をして教師が臨むよりも、教師はその場でうなりながら一生懸命考え、できれば生徒の力を借りて一緒に問題にその場で取り組んで、間違いながらでも何とか答えにたどり着くをとするのが非常に良い方法です。そうすることで、完全無欠な教師のモデルが崩れ、生徒の中の、学びの部分が急速に活性化されます。

    予習復習は確かに大切なのですが、例えば野球部やサッカー部で毎日がんばっている生徒さんに、しかもその生徒さんの偏差値がとても低い場合に、事前に完璧に準備することを期待するのはなかなか難しいことです。その時には、時間はかかってしまいますが、教師も、間違えることを覚悟でそこで初めて問題に取り組むと言う方法が有効です。それを演じることもできない事は無いのですが、ほとんどの場合はバレます。

    そもそも、宿題にして、覚えるところたくさん書き留めると言う事は、その場で覚えなくてもいいと言うメッセージになりますので、その場での記憶は急速に低下します。ですから、2時間なら2時間を最も有効に使うには、「これを次回までに覚えておいてね」よりも、「今一緒にこれを覚えようか」の方が良いわけです。復習については、「今一緒にやった時間を、思い出しておいてね」といった形で、濃密な2時間を追跡させると言うやり方の方が、記憶そのものには強く訴えかけます。ドラマや、自分が出場した試合の流れを、思い出すのと同じ作業ですね。もちろんこうしたやり方をするには、教師の側に、プロセスをさらけ出す力が必要ですし、保護者さんがそれを見守らなければいけませんし、何よりも生徒が没入(真剣になる)することがとても大切です。ですから、これについては、下手な人はできません(アメリカでも、教師が生徒の役割をしたり、スーパーバイザーが教師を長年かけて指導する位です)。

    思い出すと、僕が東大で学んでいた頃は、完全無欠な偉い先生方が、知識を授けてくださっていると言う感じでした。私が本当に勉強を楽しんだのは、ハーバード大学での経験ですが、例えばハーバードの教育学部のElizabeth City 教授は、学生や研究者の強の学びの部分を活性化、activate させる見事な癒し手でした。

    アメリカにボルチモアと言うところがありますよね。ここは青少年が荒れに荒れていて、殺人も最悪で、日本のどこにも存在しない位の大変な状況でした(生徒の大半は黒人さんです)。政府も見捨て、教師も根付かなかったので、我がハーバード大が引き受けました。教育学部とビジネススクールが、全面的にシティの再建に取り組んだわけです。ボルチモアのCEOにAndre Alonso教授が就任し、本当に見事な実績を残しました。今でも、ハーバードビジネススクールやその他の学部や大学院で、ケーススタディとして非常に頻繁に使われています。Alonso教授は僕も大変よくしてもらい、大変尊敬していますが、もともとキューバからの移民で、写真1枚だけでキューバから合衆国に移ってきて、その後ハーバードで教育者、法律家としての道をたどったので、まさに黒人青少年たちにとっては、傷ついた癒し手だったわけです。

    もちろん、アメリカの教育やアメリカの医療は問題が非常に多く、日本よりも識字率が低く青少年の犯罪率が高く、平均寿命は短く、といった問題が山積しています。ただそれでも、古いやり方の限界に気がついて、全面的なチェンジを図っていると言う点では、なかなかのものですよ。

    ですので、偏差値が高い生徒さんではなく、どうしても勉強と言うものに全く身が入らない種類のお子さんをお持ちの保護者は、いちどこの、wounded healer model = 傷ついた癒し手元型、と言うものを考えてみられても良いのではないかと思います。

    お読みいただいてありがとうございました。保護者さんの方で何か疑問などありましたら、ご遠慮なくご相談くださいね。







    最新記事:19/10/28
  6. 家庭教師はカリスマ療法に近い!

    ● 家庭教師とカリスマセラピーの関係


    まず、カリスマセラピー、カリスマ療法というのは、主に米国で注目されている概念です。日本にはまだあまり入ってきていないと思います。これは、誰かの持っている圧倒的な魅力や力、憧れやエネルギーで、悩んでいる人を強くつき動かす方法ですね。

    皆さんも、中学生や高校生の頃、悩んでいるときに例えばロックのミュージシャンに強い刺激を受けたことがあると思います。昔、映画館から出てきた人は、皆さん高倉健さんと同じ歩き方をして出てきたそうです(笑)。これもカリスマですね。部活の先輩にそれを感じる人もとても多くいます。学校の先生にもいない事は無いのですが、最近はあまりいません。

    史上最強のカリスマは、世界全体だとイエス・キリスト、東洋だとお釈迦様(釈尊、ブッダ )になりますね。ナポレオンや織田信長、ダイアナ妃や歴史上の人物も当てはまります。悪い意味だと独裁者になりますね。

    さて、家庭教師と言うのは、実はこのカリスマ性やロールモデルと非常に大きく関係しています。子供が、この人みたいになりたい!、この人はすごい、と思ってくれることで、子供がつまらないと思っている日常空間から飛躍して、新しい世界に入っていくことができるわけです。

    これは心理学的に言うと、投影、転移、逆転移、投影同一化といった現象が関わっています。簡単に言うと、家庭教師の持っている魅力が、また希望やエネルギーが、2人で居る場において、生徒に乗り移り、生徒がささいなことを忘れて、その家庭教師の姿を自分に重ねるプロセスですね。

    前にも書いたのですが、実は、勉強法や説明のうまさは、全体の15%程度しかないとされています。もちろんそれでも積み重なれば大きな数字なのですが、説明がうまいから勉強ができるようになるなどと言う事は無いわけです。

    (こう言ってしまうと反論する人もいると思うので、若干説明しておきますと、例えば、患者さんはなぜ治るのかで取り上げられる数字としてよく紹介される、①外的要因と本人要素が40%、②関係要素が30%、③プラセボ効果、期待効果が15%、そして④テクニックと介入技法が15%、と言うデータが分かりやすいと思います。本人の力と、温かい治療者の力を合わせるとすでにそれで70%、そこに、良い意味での思い込み(自分は良くなる!)が加わると85%で、どういうテクニックを使って何を行うかは、15%しかないと言う事ですね。

    そうすると、家庭教師が、いかに本人の自信を引き出し、自分の魅力を示し、この人となら自分は間違いなく伸びる、この人みたいになりたい、と思わせることで85%は成功すると言うことです。

    実はそのような時に、「いかに勉強は君の将来にとって大切か」「勉強しないと将来大変なことになるよ」みたいなこと言っても、何の意味もありません。勉強そのものに意味があるのではなく、その人と一緒に勉強、または他の何かをするということがカリスマセラピーの本質だからです。

    イエス・キリストと一緒にいた弟子は、イエス・キリストと一緒にいること自体が光栄で楽しく、例えば自分が貧乏だとか、自分の顔がいいとか悪いとか、勉強ができるとかは、どうでもいい位小さなことに思えたわけです。もちろんだからといって、内容が正しくなくていいわけでは無いのですが、正しい内容でも、嫌な人から言われている場合には、正しい内容に思えないと言う事ですね。

    このようなカリスマセラピーは非常に非常に強力です。
    ところで、「カリスマなど自分にはない」と言う人がたくさんいます。それはその通りで、何百万人を一気に動かすようなカリスマは、限られた人にしかありません。誰もが演説で人々を熱狂させられるわけでは無いわけです。

    ところが、1対1だと話が全く違います。1人の中学生高校生を惹きつけることは、ものすごく難しい事とは言えません。確かに難しいのですが、天賦の才能が必要とまでは言えません。東大卒、早稲田卒、慶応卒といった学歴もそれをヘルプしてくれるでしょう。そこに共通の趣味と、コミュニケーション力、そして何より大切な自由な発想と意見の提示があれば、それは可能だとされています。それも難しい場合は、教えると言う仕事には限界があると考えた方が良いかもしれません。

    アンドル•ワイルと言う医学者をご存知でしょうか?ハーバード大を出たベストセラー医学者なのですが、彼は従来の、医者が患者を治すんだみたいなモデルがいかに効かないかを生涯をかけて証明し、自己治癒力をキーワードにして新しい医学を切り開きつつあります。自己治癒力と言うのは、人間の中にはそもそも、治りたい、治ろうと言う力が備わっていると言うことです。

    それと同じで、思春期の青少年の中には、もともと、学びたい、成長したい、自由に生きていきたいと言う自己成長力(これは勝手に名付けました)が強く備わっています。ですから、その生徒にとってのカリスマになろうとすれば、その生徒が持っている力に乗っかればいいのであって、難しいことではありません。

    参考になればと思います。
    ところでこれには若干の難点があります。1つは、保護者が相対化されてしまうことにあります。これを嫌がる保護者がかなりいます。カリスマが家庭教師や外部の人に移ってしまうため、子供が保護者に抱いている尊敬のようなものがすごく低くなってしまいます。それを煙たがる保護者がいる事は事実です。

    もう一つは、家庭教師がその生徒の潜在的な能力や、現状を見極めておかないと、その家庭教師が出した結果を自分が出せるに違いないと強く思い、例えばとても学力が低くて半年や1年でどうにもならない場合に、後々ショックが大きくなることがあります。そこには気をつけなければいけません。

    もう一つは、その力の使い方です。ヒトラーは、7人のナチ党の党員を20,000,000人まで演説の力で育てました。ただその結果は、ご存知の通りです。若い人カリスマの力で動かすのは決して悪いことでは無いのですが、その生徒に、後々まで良い影響を与えないといけませんね。

    そこで必要なのは、家庭教師と保護者の連携です。保護者さんと家庭教師が、裏で、しっかり連携しておくことですね。ただ、最近の保護者さんには、やはり独占傾向が見られるケースがかなり多くあります。お子さんは自分のものだから、といった感覚ですね。そうしたケースにおいては、あまり家庭教師がカリスマとしての力を発揮してしまうと、

    保護者さんが、心理学的には嫉妬に近い感情を持つことが多くあるということも覚えておいてください。そうなってしまうと1番被害を受けるのは生徒さんですから、家庭教師も保護者も、そこについては注意したいものですね。

    お読みいただきありがとうございました。

    最新記事:19/10/28
  7. 良くない習慣の直し方2つ(米国行動療法)


    「学校に行くと帰りたくなる」「机を見ると眠くなる」「テキストを開くと別のことを考えてしまう」「親の顔見るとむかついてくる」など、、、

    ヨーロッパの教育学や心理学はどちらかと言うとデプス(深いところ)にこだわります。深層ですね。それに対してアメリカは、目に見えるものを重視します。これを行動主義といいます。

    行動がうまくいかない状況にあるときに、それを直す方法を行動療法といいます。英語ではBehavior Therapyですね。これはかなり効きます。どういう時に聞くかと言うと、「感情」が関わっている時です。脳科学で言うと、大脳辺縁系、情動(強い感情)が関わっている時ですね。

    行動療法は、その後認知療法や、認知行動療法、マインドフルネス、アクセプタンス&コミットメントなど様々なセラピーが生まれてきた現在でも、メインのメインの中核の1つです。

    だからお子さんが、とにかく苦手なものがあるとか、勉強ができないとか、嫌なものと勉強が結びついているとか、そのようなときには相当効き目があります。ただ、療法と言ってしまうと病気みたいなので、行動法と言ったほうが良いかもしれませんね、またはセラピーと。

    そのうち1つ目が、いわゆるレスポンデント条件付けです。これはノーベル賞をとったパブロフ博士によるものですね。肉を出すとよだれが出ると言う、無条件で生理的な2つの刺激と反応があるときに、全く関係のない、音を聞かせて肉を出し、そうすると、音を効かせただけでよだれが出ると言うメカニズムですね。無条件刺激と無条件反応が、中性刺激を持ち込むことによって、条件刺激と条件反応になってしまうと言う言い方をします。

    ややこしいですが、簡単に言うと、「変なきっかけとことが結びついてしまった場合」のことです。これはとてもよく起こることで、例えば不登校で、アラームの音を聞いただけで学校を思い出してしまい、気分が悪くなってしまうといったこともありますし、アルファベットを見ただけで英語を勉強する気がなくなってしまうと言うのも関係があります。

    もう一つは、オペラント条件付けです。これは、スキナー博士によるものです。これは、犬が紐を引っ張ると、肉が落ちてくる、そうするとおいしい、と言う構造ですね。紐がある(先行条件)、それを引っ張る(行動)、そして肉が落ちてきて食べる(報酬)と言う3つから成り立っています。この時に、3つ目に良いことがあればあるほど、それを求めて行動を起こすようになります。また3つ目に嫌なことがあると、それをますますしなくなります。強化、弱化の2つがありますね。ここで注目すべきは、60秒以内に報酬や嫌なことが行われないと、オペラント条件付けは成り立たないと言う結果が出ています。

    だから模擬試験は記述模擬試験だと帰ってくるまでに2ヶ月位かかったりしますので、遅すぎるわけですね。

    動物の訓練は、オペラント条件付けで行われることがほとんどです。犬のしつけなんかはこれでうまくいきますね。良い行動を強化して、良くない行動を弱化するわけです。

    人と動物を比べるのには抵抗もありますが、大脳辺縁系、つまり感情が関わっている場合には、同じ事ですから、決して人を動物扱いしていると言うわけではありません。

    さて、ご自分のお子さんを観察した時に、良くない連鎖反応が出来上がっている場合、このような行動法で改善することが可能です。そしてレスポンデント刺激とオペラント刺激は絡み合っていますので、どちらかと言うふうに分けられないことが多くあります。

    例えば、朝アラームが鳴る、そうすると学校で授業を受けることが自動連想される、そうすると調子が悪くなってしまう、それでも無理して学校に行く、友達は楽しそうだが自分は楽しめない、学校の先生やクラスメイトが嫌な態度をとる、といった循環が当たり前によくあるのですが、前半はレスポンデントの条件付けで、後者はオペラントで、後者によって前者がますます強化されてしまっています。

    そういうときには、誰かがお子さんについてあげて、この循環を「消去」することが必要になります。それほど難しいことでは無いのですが、若干手間がかかります。保護者さんが直接行う事は難しいです。というのも、保護者さんはそれまでのやりとりの中で、自分の意思を示しているはずなので、お子さんにあれこれと先入観を与えているからです。

    不登校、特に学校恐怖症と呼ばれる不登校については、この行動療法は1つの解決策です。もちろん、絶対に学校に復帰しなければいけないわけでは無いのですが。学校に行かない生き方もいくらでもあります。ただ、学校が怖くて行けないと言うのは、その後の社会生活で大きなトラウマになってしまうことがあるので、行こうと思えば行けるようにすることは、大切なことだと思います。

    さて、そのような大きな事でなくても、ある科目がどうしても勉強する気にならないとか、苦手意識が抜けないといった、考え方の習慣にも、大きく力を発揮するのがこの行動療法です。

    ところで、これをもう少し現代風にアレンジした、認知行動療法 Cognitive Behavior Therapy が生まれ、これはCBTと言ってかなり流行しています。例えばお酒をやめたいとかタバコをやめたいとかにも強い力を発揮しますね。また家庭内での暴力とか、子供が保護者に乱暴に接してしまうといった反応を消去するのにもなかなか強力です。

    ただ、もっともっと大きな、生き方に関係するような悩みをお子さんが持っている場合は、表面に現れた行動だけで判断しない方が良いので、精神分析的なツールを使ったほうがずっとお子さんの生き方は良くなる傾向にあります。ですから、お子さんが根本的なことで悩んでいたり、真剣にアイデンティティーのことで悩んでいる場合は、行動療法や認知行動療法だと、表面的な対処策になってしまいますのでお勧めできません。

    医学モデルは薬物療法です(最近では薬物療法に頼らない、心理療法を行える精神科医もそれなりにはいます。ただそれは医学モデルではなく、あくまでも医者が心理療法を勉強したと言うことです)。薬物療法は即効性がある、と飛びつく人もいるのですが、思春期で薬物療法を受けてしまうと、「自分は薬物のおかげで普通にしていられる」と言う認識が子供の中にできてしまいます。それは決して良いこととは言えません。家庭内で下手すると暴力や事件が起きそうな時や、子供がもしかしたら自傷行為をしてしまうかもしれないといった場合以外には、簡単に薬物療法に進む事は差し控えるべきでしょう。ボーっとする薬を与えられて終わりと言う反省はアメリカでもヨーロッパでもとても大きいです。専門家であれば、医学の対象、つまり患者であるのか、それとも心が傷ついている心因性の問題であるかは、判断できます。

    何かその方面で困っていることがあれば、ご遠慮なく相談くださいね。


    最新記事:19/10/27
  8. 思春期のイライラ2つ

    (脳科学、教育心理学、発達心理学的見地から)
    HGSE 2020 (大学教員、ハーバード大大学院、東大大学院人文社会系研究科修了)


    まず大前提として、子供には自我 egoが存在します。これは子供が「自分はこうだ」と思っている自分自身のようなものです。よくアイデンティティと言われることがありますが、そのようなものです。

    この時にその自我は、特徴として、「主体性」「同一性」「統一性」といった区別を持ちます。自分は自分だ、行為しているのは自分だ、他でもない自分だ、自分は矛盾していない、といった感覚です。

    この特徴が崩れてしまうと、(思春期にはよくあることなのですが)心の病と呼べる状態になります。例えば、「右手をあげているのは自分では無い気がする」となってしまうと、主体性の機能が損なわれているので、自我がうまくいっていないことになります。これらがひどくなると、思春期この特徴が崩れてしまうと、(思春期にはよくあることなのですが)心の病と呼べる状態になります。例えば、「右手をあげているのは自分では無い気がする」となってしまうと、主体性の機能が損なわれているので、自我がうまくいっていないことになります。

    この自我は、環境と接触します。思春期の代表的なものは「受験」そして「恋愛」です。その他にも部活動等があります。

    そこで自分の自我が環境と接触して、うまくいかないときに、イライラが生まれてきます。例えば、自分の自我の中ではスポーツができてレギュラーになれるはずなのに、ベンチに回されてしまった、と言うのは1つの具体例ですね。

    そこで自分の自我が環境と接触して、うまくいかないときに、イライラが生まれてきます。例えば、自分の自我の中ではスポーツができてレギュラーになれるはずなのに、ベンチに回されてしまった、と言うのは1つの具体例ですね。この時に生じるイライラは1つ目の代表です。

    このような時に現れるのが防衛規制(サイコロジカルディフェンスメカニズム)です。心が防衛を働かせて、「レギュラーになれなかったのは自分のせいじゃなくてコーチのせいだ」などと考えます。これは心の自然の働きですが、行き過ぎると環境とのズレがますます大きくなってしまいます。

    もう一つのイライラは、それまで思っていた自我が、実は本当の自我では無いのだろうと言う思いのことです。これは心理学では例えば自己(セルフ)と呼ばれることがあります。フロイトだと、エスと呼ぶと良いですね。脳科学だと、前頭葉(前頭前皮質)が自我であるのに対して、大脳辺縁系が自己に相当しますね。

    これには親が関与している場合がとても多くて、親がそれまで、勉強熱心に育てた場合、その子の深いところには、勉強以外のものを望む思いが強くあり、それが特に思春期前期に、自己が自我を攻撃する形で出現するといったものです。
    これは世界3大心理学者の1人のユングが述べたシャドウ(影)と言う概念ですね。これは思春期前期にとても多く見られて、多くの場合は保護者またはそれを投影した教師や大人社会に対する全面的な反発と言う形で出現します。発散できる場合はまだ良いのですが、親が厳しすぎたりする場合は、内的にエネルギーを発散してしまうので、精神的に不調をきたしてしまうことにもなります。

    こういう時にどう対処するかは複数の方法があるのですが、とにかく大切な事は、特に保護者がそのイライラの原因をよく考えてあげることです。保護者は特に、自分がそれまで与えてきた子供のアイデンティティーを否定するのがとても苦しいので、なかなか認めようとしない傾向にありますが、子供のイライラは自我と環境の不適合または、自我と自己の不適合と考え、そこには自分にも責任があるのだろうと思って対策を講じなければなりません。それを受け入れない場合は、勉強のパフォーマンスなどが落ち続けます。無理に勉強などをさせた場合は、心身症や転換ヒステリーになることも頻繁にあります。これは、不登校の原因の1つではありますが、圧倒的に多いわけではありません。

    このような症状がご家庭で出てきたら、注意してくださいね。相談していただいても結構です。お読みいただいてありがとうございました。

    最新記事:19/10/27
  9. 保護者が直接勉強を教える事はどこまで効果的か?

    一般的にいって、保護者が直接勉強を教え込む、叩き込むことの効果は、小学校高学年から急速に低下していきます。これはアメリカでも日本でも同じ傾向です。

    その時に保護者さんは、自分の教え方や最新の受験への知識不足、また、「親だと子供が甘えてしまう」と言うふうに考えることが多くあります。

    それそのものは必ず間違っているとまでは言えないのですが、正しくない場合が大半です。研究によると、教え方や知識が影響するのは100%のうちの15%程度です。ですから85%は、教え方や知識以外のところで左右されています。これは医学モデルであっても同様の研究が出ており、治療法よりも、治療者と患者の関係の方が重要であると言う結論も指摘されています。

    とすれば、なぜ保護者さんが直接教えると効果が落ちてしまうのでしょうか?
    1つ目の理由は、小学校高学年からは脳の性質が変わり、保護者から褒められることに対して嬉しいと言う反応を示しにくくなります。むしろ極端な場合は、気持ち悪いと言う反応を示すようになります。

    その代わりに社会評価、社会報酬と呼ばれる、友人や一般社会の人たちに評価してもらいたいと言う傾向がどんどん増してきます。また脳では、テストステロンなどが放出され、理性よりも、情動に強く働きかける作用が発生します。

    そうすると、保護者さんが直接関係すればするほど、お子さんの勉強へのモチベーションが低下してしまうということが当然に起きてきます。

    ただし、中には保護者さんが直接関与をしてうまくいくケースもあります。1つはトップの進学校であって、その場合は特に保護者さんと子供(特に息子さん)との間に、特別の関係ができていることがよくありますので(教育科学的にはあまり良いことでは無いのですが)、子供がそういうことを意識せずに勉強が進むということがあり得ます。

    それからアメリカでも、保護者さんが直接関与してうまくいくケースが報告されていて、ただそれは多くの場合は、保護者さんがそれまであまり相手をする時間がなかったり、忙しくて仕事をしていた場合のことです。例えばオバマ大統領のお母様は、朝4時半から、お金がなかったのでバラクオバマ少年にそれからアメリカでも、保護者さんが直接関与してうまくいくケースが報告されていて、ただそれは多くの場合は、保護者さんがそれまであまり相手をする時間がなかったり、忙しくて仕事をしていた場合のことです。例えばオバマ大統領のお母様は、朝4時半から、お金がなかったのでバラクオバマ少年に個人的に家庭教師をしていました。バラク少年は家庭の事情をよく知っているため、それに応えようとしたわけです。

    このようなことを考えると、保護者さんが勉強教えると言うことに直接関与することのメリットは、それほど大きくありません。むしろ、勉強に失敗してしまったときのフェイルセーフ(安全弁)として機能する方が、はるかに大切なことといえます。

    ですから、例えば小学校6年生でそれまでうまくいっていたはずなのに、保護者の言うことをきかなくなったと言った場合は、保護者自身が悪いと思わないことが大切です。また、それを続けていくと、一般的には状況が良くなる事はほとんどありません。

    最新記事:19/10/27
  10. 効果的な勉強法 ~~特に勉強の計画の立て方について~~

    勉強はやみくもにやっても、効果は薄いものです。
    目標に向かって適切な計画を立てて、それに沿って実行して初めて、目標は達成できるものです。

    それでは、勉強をするにあたって、どのように計画を立てれば良いのか。
    それについて、少しばかり説明していこうと思います。

    ※この記事は、勉強初心者の方向けに書いているものですので、読まれる方によっては当たり前のことが書かれているとも思います。あらかじめ、ご了承いただけますと幸いです。


    ------------------------------------
    (1)最終的な目標を設定する。
    あなたは、何か目標に向かって勉強をしています。
    目標を達成するためにまずするべきことは、当然のことながら、その最終的な目標を設定することです。

    いかにも当たり前のことに感じるかもしれませんが、「最終的な目標を設定」せずに、ただ漫然と勉強している人はけっこういるものです。

    最終的な目標を設定しなければ、その目標は達成することはできません。


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    (2)目標を分解する。
    さて、あなたは目標を設定できたとします。
    仮に、「東京大学に合格する」という目標を立てたとしましょう。

    このように大きな目標を立てると、「どうすれば達成できるか」その方法を思いつきにくくなります。
    遠いところにあるものが見えにくいように、遠いところにある目標までの道のりも見極めにくいのです。

    そこで、最終的な目標を達成するまでの、小さな目標を設定していきます。
    ゴールが遠くにあっても、その中間地点を小さなゴールとして設定することで、迷わずに最終地点に辿り着けるようになります。

    目標を分解するには、以下の2つの方法が有効です。
    ①MECE:MECEを使って、重複なく、漏れなく分解していく。
    ②十分条件:上位の目標を達成するための十分条件を考える。

    抽象的なので、少し具体的に考えていきましょう。

    ●あなたは「東京大学文科2類に合格する」という目標を立てたとします。
    最終目標:東京大学文科2類に合格

    ●②十分条件を考えてみます。
    「東京大学文科2類に合格」の十分条件=「入学試験で550点中380点を取る」

    ●続いて、①MECEで分解してみます。
    「入学試験で550点中380点を取る」=「センター:100点、英語:80点、国語:70点、数学:50点、社会:80点」

    ●それぞれの小目標を、さらに②MECEで分解してみます。
    「国語:70点」=「現代文:30点、古文:20点、漢文:20点」
    *本来はほかの教科についても、分けていきます。

    ●それぞれの小目標について、それを達成するための十分条件を考えてみます。
    考えてもわからない場合は、書籍なども参考にしつつ考えます。
    「漢文:20点」の十分条件=「①『○○』という参考書の句形を覚える、②『○○』という参考書の基本単語を覚える……」

    このように、目標を分解することで、具体的な「方法」にまで落とし込むことができました。


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    (3)スケジュール化する。
    目標を具体的にしたら、今度はそれをスケジュールに落とし込みます。
    スケジュールに落とし込まないで、いきなり勉強に取り組み始めると、いつの間にか期日が来てしまって(先ほどの例であれば、東大入試の時期が来てしまって)、結果、目標を達成できない、ということにもなりかねません。


    ここで述べたように、目標を設定し、分解し、それをスケジュールに落とし込み、それに沿って実行していくことで、最終的な目標を達成することができます。


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    しかしながら、適切な計画を立てるということは、なかなか難しいものです。
    適切な計画を立てるには、目標を達成するために何をすれば良いか、知っていなければならないからです。

    自分で適切な計画を立てられないと思われる場合には、専門的な知識を持っている人に相談しましょう。
    塾に通われている場合は、歴の長い先生に相談されると良いでしょう。若い先生だと、勉強不足である場合も多々あるからです。
    家庭教師に相談される場合も同様です。学生の先生などでは、十分に研究なさっていない方も多いかもしれません。

    良い相談相手を見つけるには、歴が長く、しかも研究熱心そうな先生を探してみる。
    そして、少し話してみて、相手が十分な知識を持ち合わせているか、見極めるほかないかもしれません。

    最新記事:19/10/23

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