IQ(知能指数)の測定法
IQ(知能指数)の測定法（算出法）について、ご質問を受けることがありますので少しご説明いたします。
算出式は以下のとおりです。
ＩＱ(知能指数)＝精神年齢÷生活年齢
生活年齢とは、生まれた日から知能検査をした日までが、何年何ヶ月であるかということです。
精神年齢とは、知能検査において、何歳何ヶ月までの問題が正答できたかということです。（知能年齢とも言います。）
知能検査は全て、2歳レベルの問題～各年齢に応じて問題が決められています（因子別知能検査）。その問題がどこまで正答できたかが知能年齢です。
知能指数は年齢に関わらず、通常は平均が100になります。
例えば生活年齢が4歳で精神年齢が6歳ならば、6/4×100＝150、IQは150です。
知能テストは何歳であっても必ず平均が100になるように統計的に作られています。
IQを高めることで、ある部分の能力(知能)が高まることは間違いありませんし、高知能児と成績優秀者には深い関連性があることも事実です。
しかしながら、ＩＱ(知能指数)はある側面を表す指標に過ぎず万能でないことは言うまでもありません。
やはり一番大切なことは、お子様の将来に向け、バランスの良い成長を促してあげることだと考えております。
