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まず最初に、小学校でそろばんを習った子供が、それ以降も計算が得意かどうかについて・・・それは正直に言ってなんともいえません。そこには個人差があるからです。
そろばんを習っていても、計算が苦手という子もいて(実際に私が学習塾で指導していた小学生の３人に１人がそうでした）ので、一概にそろばんで誰でも計算に強くなるわけではないとだけお答えしておきます。
大事なのは，そろばんを手がかりとして、数を頭の中に絵としてイメージできるかどうかだと思います。そろばんを習って計算が速くできるようになった子が口々に言う[頭の中にそろばんが浮かぶ]という段階がそれです。
でも皮肉なことに、他の子と同じように習ってもそうならない子もいて、そんなときは、別のイメージの仕方を指導しました。
その方法は、実際に、小学6年のときにそろばん塾に通うまで学校の授業でしかそろばんに触ったことのなかった私がやっていた自己流です。そのおかげで、そろばんを始めて一年で3級を取得することができました。当時は毎月準～級・～級と試験が受けられる時代でした。
それは、ブロック積み木で数をイメージする方法です。物心ついた頃から勝手にしていたイメージなので、どうしてそうなったのかはわかりませんが、幼い頃おつかいに行くと必ず私の頭の中にブロック積み木が現れて(一の位は10個それ以外の位は９個の積み木）値段の数のブロックだけが色つきで浮かんできました。そして色なしブロックがおつりを表すという風にです。
多分，質問者の方の言うような右脳部分の活動になるのではないでしょうか。
以上のことから思うのは、小さなときからおもちゃや道具を使った遊びをすることが右脳開発となんらかの関係があるのだろうということです。
ですから，お子さんがそろばんに興味を示しているようでしたら，計算力をつけるきっかけとして通わせてみてください。でも嫌がったら無理強いは止めましょうね。その子に合ったやり方が他にもあるでしょうから。
私にはそろばんを習いたい気持ちはなかった(小学6年から始める子がいなかった）ので、3級を取得したら辞めていいという親からの一言で、猛スピードで級をとる目標が持てました。
もし始めさせるなら，何か目標を決めさせることもお勧めします。
また，短期間で計算力をつけさせたいなら，百ますプリントが効果的です。単純な足し引きだけでも侮れないほど計算力をつけることができますよ。
他にもいろいろ良い方法はありますが、それはまた・・・。
お互いに子供を持つ親として、あまり周囲の意見を気にせずにお子さんの気持ちを良く聞いて決めるようにしたいものです。
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