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質問

投稿日:10/04/04 ミセルと脂質二重層
【カテゴリ】
学習方法・受験勉強
【ミセルと脂質二重層】

両親媒性の物質が水中でミセルコロイドになるか脂質二重層を形成するかの違いはなんですか?
濃度とかの問題でしょうか?

連投になりますが、よろしくお願いします。

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回答

ID:41
回答日:10/04/04

良回答20P

ミセルと脂質二重層
【カテゴリ】
学習方法・受験勉強
開いた脂質二重層は特殊な条件下でしか形成されないので、細胞のような閉じた脂質二重層(リポソームやベクシルと呼ばれます)とミセルの形成について説明します。


端的に言えば、構成成分の違いによってベクシルができるかミセルができるかが決まります。

たとえばミセルを形成するセッケンの構造の模式図は

●ーーー

のようになっていて、疎水基の尾部の「幅」が親水基の頭部よりもかなり細くなっています。


一方、リン脂質の場合

●===

のように疎水部分が二本足で、(図にはありませんが)一方が外側に向かって折れ曲がっているためにかなり「太く」なっています。



水中に両親媒性物質を入れると、親水基と水の接触面積をなるべく大きく、疎水部分の面積をできるだけ小さくして、エネルギー的に安定な構造をとろうとします。これがミセルです。

しかし、リン脂質などのように尾部が太い場合ミセル構造をとろうとすると、疎水部分の立体障害のため隙間が大きく不安定化してしまうため、次善の策として二重膜を形成します。



少しわかりにくいかもしれませんが、こんなことを考えてみてください。

まず、工事現場などで使われているカラーコーンを思い浮かべましょう。
根元の太い部分が親水基、先の細い部分が疎水基です。このカラーコーンをいくつも用意すれば、先っぽ(疎水部分)を中心とした隙間の少ない球体を作ることができますね。
これがミセルです。


次にトイレットペーパーの芯や空き缶などの一様な太さの棒状の物体をイメージしてください。同様に沢山集めて球体を作ろうとしてもうまくいきませんね。
しかし、平面的に並べたものを重ねることは簡単です。
これが脂質二重膜なのです。
回答者:ゆうせい
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種別:学生(大学生以上)
良回答に拍手!

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この回答へのお礼 構造の違いによるのですね。
ふむふむφ(.. )

勉強になりました!
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