スマホいじりを減らすための行動 3選
こんにちは、Kと申します。
プロ家庭教師や予備校講師として活動している者です。
講師として1,000人を超える受験生と一緒に頑張ってきました。その経験から、指導していく中で、「この生徒は上手くいきそうだな」「この生徒は少し軌道を修正していかないとまずいな」ということがある程度わかるようになってきました。
「このままだと上手くいかない生徒」の代表例が、スマホをいじる頻度が高すぎる生徒です。一日の中でスマホをいじる時間が長いため、十分な勉強量を確保できなくなるのです。
「勉強する上で大事なのは量か質か」という論争は後を絶たないですが、最低限こなさないといけない量というのはハッキリと存在します。スマホいじりに時間を取られその量を下回ると、どれだけ質の良い勉強をしようが受験は芳しくない結果に終わってしまいます。
スマホは今や生活必需品なので完全に触らないようにするのはなかなか難しいでしょう。ただ、受験で成功を収める学生は、そのような中でスマホと上手く付き合っているように感じます。
ポイントは、「スマホをいじらないようにする」という意志に頼るのではなく、そのために何らかの行動に移すことです。「スマホをいじるな!」と言うだけでは講師として芸がないので、具体的な行動例を3つご紹介していきます。
(1)スマホを視界に入らないようにする
自習室などを見ていると、机の上にスマホを置いて勉強する学生を見かけます。これはやめた方がよいです。
スマホをいじることが習慣になってしまっている人は、「スマホが目に入る→スマホをいじる」という悪い流れができあがっています。
習慣化してしまったこの流れ自体を断ち切るのは困難なので、始点の「スマホが目に入る」を避けることで対処していきます。
最低でもポケットやバッグにしまい、スマホが視界に入らないようにしておきましょう。ついでに電源も切っておきます。これだけでもある程度の効果が見込めます。
(2)親御さんや予備校の受付の方に預ける
ポケットやバッグにしまうだけではどうしてもスマホをいじってしまうという人は、スマホと物理的にもっと離れる必要があります。
人の協力を仰ぐことになりますが、誰かにスマホを預けるという手が有効です。自宅学習だったら親御さんに、予備校での自習だったら受付の方に頼るという具合です。
単純に物理的な距離を確保できるのも大きな効果ですが、すぐにスマホを取りに行こうものなら絶対に小言を言われますからね、心理的な距離もとることができます。
(3)タイムロッキングコンテナを活用する
タイムロッキングコンテナとは、設定した時間、中にあるものを取り出せなくなるボックスです。
一度設定するとボックスを壊さない限りスマホをいじれませんので、スマホから距離をとる上で最強の方法といっても過言ではないです。
私自身も使っていて本当に優秀なアイテムだと感じているので、私の受け持っている生徒に積極的に勧めています。実際に購入した生徒は口を揃えて「勉強に集中できるようになった」と言いに来てくれます。
いくつか種類があるので、Amazonで「タイムロッキングコンテナ」と検索してお好みのものをぜひ買ってみてください。
■まとめ
スマホというのは長時間いじらせるような様々な仕組みを世の天才たちが構築しているデバイスです。街中に目を向けると、いい歳をした大人でさえも歩きながらスマホをいじってしまっていますよね。意志だけで立ち向かうというのは土台無理な話です。
受験生の方は何かしらの「行動」に移してスマホとの上手い付き合い方を見つけてみてください。そうすれば自然と勉強量が増え、ひいては第一志望合格へとつながっていきます。応援しています、頑張ってください!
私は現在、家庭教師のご依頼や体験授業を受け付けております。もし何かお困りごとがございましたら私のプロフィールからご連絡ください。誠心誠意対応させていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
K