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ハンドルネーム:Yuukiさんのブログ

十代コーチング

「コーチング」と聞くとビジネスシーンでよく聞く言葉のようなイメージを持つ方が多いかもしれません。
「コーチング」は英語の \"coach\" から来ています。もとは[馬車」という意味でした。馬車が「人や物を目的地まで届ける」という役割があったことから、現在の「指導する」という意味として用いられるようになったようです。

よく比べられるのは「ティーチング」です。「ティーチング]は「相手に何かを与えることで相手の目的地に到達するお手伝いをすること」ですが、「コーチング」はその逆です。つまり、「相手のすでに持っている能力、才能を引き出すことで、相手の目的地に到達するお手伝いをすること」です。

これが私が指導している際に最も大事にしていることです。

今の子供たちの殆どは、目的もなく勉強をしています。

目的もなく勉強することは、目的もなく大工道具を買うことに似ているかもしれません。大工道具をいっぱい持っていても、「何を建てるか」が決まっていなければ、それになんの意味があるでしょうか?

多くの子供達は「勉強できるようになれば将来の選択肢が増えるから」と言われ続け、妄信的に勉強し、いざ進学しようとしたときに、初めてその選択肢を選ぶ規準を自分が持っていないことに気づくのです。

十代の子どもたちは、思春期にはいり、精神的にも、身体的にも不安定になりながら大人になっていきます。このタイミングこそ、彼らが「本当の自分を見つけ、自分の良いところも悪いところも含めて愛する」ように訓練する良い時期なのです。

十代で身につけられるスキルは一生モノです。あなたのお子さんは自分の将来を自分で選択出来るようになっていますか?

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