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講師のブログ・Q&A

  • 男性の講師です
    東京都世田谷区
    40歳
    米ハーバード大学大学院/東京大学大学院 Harvard Graduate School of Education/ 東大人文社会系研究科

ハンドルネーム:HGSE2020さんのブログ

カウンセリングタイム挿入で予復習大幅up


こんにちは。
subjectが科目という意味なのは多くの人がご存知です。
subは「下に」、jectは「投げる」ですね。
retrojectだと後ろに投げる、projectは前に投げる、投影する、ですね。
ちなみに、主語がサブジェクトなのは、神様や相手に対する「我」「私め」です(英語でも中国語でも私を表す単語は謙譲表現が多いです)。

さて、subjectが科目なのは、あくまでもメインの下にあるサブだからです。あくまでもメインではなく、下位、サブに過ぎません。

問題は、そのサブの科目であるサブジェクトが、家庭教師でも塾、予備校でも、メインの座に君臨していることです。だから、そもそもメインができていない生徒の場合、いくらサブを指導しても、予習も復習もしません。

本来のメインは、英語や数学の偏差値や点数ではなく、勉強の目的やモチベーション、計画と実行、そして生徒さんの全人的なケアにあります。

あくまでも担任があって、科目の先生がいるイメージですね。

だから本来は、そのメインの業務、それを一応ここではカウンセリングと呼びますが、それを正規のものとして入れることで、生徒のモチベーションは遥かに上がります。

毎回、本当は科目の勉強の時間と同じ時間、少なくとも30分、うまければ20分です。これは、教育者たる家庭教師では、ウェルカムでしょう。ただ、保護者さんには、「そんな勉強そのものではないような話に、お金なんて払えません」というケースが意外に、というか非常に多いわけですね。

そういう場合に、どうしても勉強そのものの効率が上がらなかったり、予習や復習を怠けることが頻繁に起こります。その場合、どうするか、、、

最初の最初に、ご家庭と話し合って、その時間がいかに大事かをお話しし、正規の指導内容に組み込んでもらうのが良いでしょう。あとからだと、ご家庭は、ただの無料サービスと思うものです。

きちんとカウンセリングが挿入できれば、約束に反して予習や復習を怠けるということは、事故や体調以外、皆無にまでなくなります。

ご参考に。