人と人をつなぐ

講師のブログ・Q&A

  • 男性の講師です
    東京都世田谷区
    39歳
    ハーバード大学大学院 & 東京大学大学院 (Harvad Graduate School of Education/ 東大人文社会系研究科)

ハンドルネーム:HGSE2019さんのブログ

✒️科目指導力よりコーディネーション力


「科目を指導する力から、コーディネーション&モチベーション力へ」

散々科目を指導しておいてこういう話も微妙ではありますが(笑)、科目を指導する力そのものは、勉強の中で決定的に大切だとは限らないというのが、例えばアメリカの研究でも明らかになっています。

これは当たり前で、例えばどんなに高い報酬をいただいたとしても、24時間365日お子さんを管理できるわけではありませんから、指導時間内に行える科目指導は限界があります。

それに、大学教員、予備校講師として率直に言わせていただければ、そもそも河合塾のテキストを使おうが駿台予備校のテキストを使おうが、伸びるものは伸びますし、単語帳にも大差などありません。大切なのはそれに魅力や好奇心を感じるか、です。それを感じられればそもそも思春期の生徒さんであれば、ガツガツと勉強するものです。むしろ完璧な指導力だと1人で勉強しなくなってしまうので、講師に頼り切ってしまいますし、他の科目で自分で勉強する力がつきにくくなります。ですから極端に言うと、多少講師に科目の細かい指導力が欠けていても特に問題はありません。完璧すぎる講師だと問題がある位です。

全体の(指導行っていない時間も含めて)誘導ができるかどうかがカギです。そしてそれには、講師のコミュニケーション力と動機付けの能力が決定的に重要です。それは例えば細かい差分方程式や関係形容詞の用法を教えられるといったスキルよりもはるかにはるかに大切なことです。

ですから、1つには、その先生が教えていない時間の勉強との向き合い方が明らかに変わったかどうか、その科目に対する好奇心や動機付けは明らかに強まったかどうかを観察していただきたいと思います。ご質問や反論等があればご遠慮なくおっしゃってください。