人と人をつなぐ

講師のブログ・Q&A

  • 女性の講師です
    東京都文京区
    31歳
    慶應義塾大学 商学部商学科

ハンドルネーム:ayanoさんのブログ

(なるべく)幸せな中学受験をして頂くために

都内・神奈川県を中心に家庭教師をしています。
自身も中学受験経験者、おかげさまで学生の頃からの家庭教師歴は10年を超えました。

このブログでは受験、子育て、学習方法など日頃感じている事を書き連ねていこうと思います。どなたかのお役に立ちますように。


中学受験準備開始の低年齢化が問題視されるようになった最近ですが、私自身が実際にこの業界で感じている事。
それは、「中学受験までの道のりそのものをデザインする」視点が抜け落ちた方々がとても多いという事です。

最後の合否、もちろん拘ります。
プロなので。
ただ、そこに至るまでの数年間をお子さんやご家庭の皆さんにとってどのような道のりにしていくのかはどうしても忘れられがちです。
当然、保護者含めお子さんも皆日々切迫感や不安感に襲われるので「そんな悠長な事言ってられない!」というお声があるのも理解できます。

ただ、「どのような経験にしたいか」という視点を持たない限りこの切迫感や不安感から逃れる事が出来ないのも事実です。

「今ここまでやらないと間に合わない」
「今出来る限り進めないと遅れを取ってしまう」
この2つが皆さんの焦りを生む原因となる思考のほとんどを占めているように感じます。
これらに関する適切な解やアドバイスは中学受験の経験が豊富にある方でない限りはご自身で見つけられなくて当然です。
そこで親身になってくれる塾のスタッフの方などにうまく繋がれれば良いですが、、、ご家庭の内情やお子さんの状態の細かな部分にまで気付けているのかどうかはプロでもかなり人によってくるので更に問題を難しくするのでしょう。

私が指導させて頂くご家庭に関しては、
「お子さん、保護者の方が無理をし過ぎていないかどうか」
を大切なバロメーターとして常に注意深く見守るようにしています。金銭的・精神的・体力的に無理をしていないか。
無理をし過ぎた状態が続くと、どうしても親子関係が悪化します。そして受験というシステムの中で自分を見失い、疲れ切ってしまいます。

長い人生の中でそれも経験、と割り切る事も出来ますが。。。
出来ればなるべく多くの方に、
「幸せな中学受験だったな」
と後から振り返る度に幸せな気持ちになって頂きたいと思いながら日々お仕事をさせて頂いております。

なぜなら私自身が本当に幸せな中学受験を周囲の方々にプロデュースして頂いたから。
そして、これは綺麗事かもしれませんが
「合格・不合格」とは違った尺度で見た感動や幸せ・達成感がある事もまた事実だから。


塾のシステム上では新学年として最初の1か月が終わりました。
きっと不安や焦りを強く感じている方が多くいらっしゃると思います。
そんな方に気休め程度でも、何かがお役に立ちますように。
指導以外にもカウンセリング・コンサルも承っております。
何かございましたら個別にメッセージを頂ければと思います。